施工事例
石綿建材の含まれた電気工事
- 施工設備
- 換気機器
- 施工場所
- 工場
- 工期
- 2024年6月~2024年


お客様の課題
石綿(アスベスト)による健康被害・飛散予防のため、建設工事に関する法令が改正され、手順や届出、掲示など様々な規則が設けられました。法令に基づいて電気工事を依頼したいと考えているものの、どのように対応すれば良いか分からずお困りでした。特に、電気工事におけるアスベスト含有建材の調査や処理は、専門的な知識と技術が必要です。
施工の流れ
工事前に法令で定められた事前調査として、現地の目視確認と、竣工図等の書面確認を行いました。その結果、一部の建材に石綿が含有していることが判明し、その他の建材も石綿が含有していない確証が得られなかったため、法令に基づいて、確認や計画を行い、各所への説明や報告、書類の作成、現場への掲示等を行い、湿潤化や隔離、集塵等の対策を取って施工を行いました。施工後も法令を遵守し、廃棄物の処理を行い、各所への報告、書類・記録等の保存を行いました。
施工効果
石綿(アスベスト)に関する法令改正に伴い、私たちは規則や手順を遵守することで、仲間や工場の従業員、そして周辺住民の健康と環境を守ることに成功しました。コンプライアンスを徹底した今回の取り組みは、社会的な信用を得る上でも大きな成果だったと考えています。一方で、今回の工事では、暑さ対策や費用の上昇など、新たな課題も見えてきました。
特に、夏季の作業における熱中症対策は、作業員の安全確保のために、より一層の注意が必要だと感じています。さらに、将来的には工作物に対しても調査資格が必要となる見込みです。私たちは、常に最新の法令や規制に対応できるよう、継続的な学習と情報収集を行い、より安全で質の高いサービスを提供できるよう努めてまいります。
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