施工事例
古い蛍光灯安定器のPCB調査
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お客様の課題
工場内にLEDに更新できずに残っている、古い蛍光灯の安定器にPCBが含有していないか確認ほしいとご相談いただきました。もし、蛍光灯の安定器にPCBが含有している場合、高濃度PCBの処分できる期間が過ぎたと聞いており、どのように対応すればよいか分からないとのことでした。
施工の流れ
電話で困っていることを伺い、まず竣工図書を確認していただいたところ、1970年台後半着工との事でした。時期的にPCB含有の可能性は低いものの、絶対に非含有とは限らない為、照明器具の種類ごとに1台ずつピックアップし、照明器具をばらして安定器の調査を行いました。メーカーが既に存在していなかったり、古くて銘板が読み取れなかったりしましたが、すべて非含有であることがわかりました。
施工効果
調査した照明器具は全てPCBが非含有であることがわかりましたが、製造から40年以上たっていて安定器が発火・破裂等の危険があり、また、2027年に蛍光灯ランプの製造及び輸入が禁止が決定されたため、早めにLEDへ交換することをお勧めいたしました。今回調査していない照明器具の安定器ににPCBが含有していた場合、蛍光灯の安定器のPCBは高濃度なので、2026年に3月31日以降は処分することができず、低濃度PCBもその翌年に処分できなくなります。手続きに数か月の時間を有しますが、中小企業者等の負担軽減処置もありますので、早めの対応をお勧めいたしました。
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