施工事例
クリーンルーム内酸素濃度計設置
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お客様の課題
クリーンルームで液体窒素を使用しているが、液体窒素が漏れて従業員が酸素欠乏症になって倒れないか心配とのことでご相談いただきました。クリーンルーム内に警報装置を設置して酸素欠乏症対策をしたいが、どのように設置すればよいのかわからないとのことでした。
施工の流れ
どこで、どのような時に、どのような警報を、どこに危険を伝えるかを考えました。クリーンルームの広さや機器の配置、窒素配管ルート、避難ルート、作業環境、ガスの重さ、警報機の見えやすさや聞こえやすさなどを考慮し、酸素濃度を検知する検知器と周囲に知らせる発報装置の配置や数量を決めました。その後、制御盤を設計・製作し資材をそろえ、施工を行いました。クリーンルーム内での作業で周囲に移動できない機器が多数あるなかで、平日はフル稼働していたので、調整が難しいところもありましたが、従業員さんの安全確保のため、急を要するとのことだったので、お話をいただいてから1ヶ月で工事を完了する事が出来ました。
施工効果
クリーンルーム内や外、窒素配管ルートに酸素濃度を検知する検知器と酸素濃度19%で異常確認と避難を促す音声及び黄色のランプが点灯し、酸素濃度18%で緊急避難の音声及び赤色のランプを発する発報装置を複数個所、全ての従業員さんが感知できる場所に設置しました。警報は外部にある警備員室や施設管理する事務所にも設置したことで、窒素が漏れた時に周囲や外部に知らせて避難や救助、二次災害の防止など対策が取れる環境が整いました。
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