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簡易クリーンルーム(クリーンブース)とは?導入メリットと注意点を解説
工場での異物混入対策や品質向上において、クリーンな作業環境の確保は欠かせません。
しかし、「本格的なクリーンルームを導入するには予算が合わない」「既存工場内に大掛かりな設備を作るスペースがない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そのような課題を解決する有効な手段が「簡易クリーンルーム(クリーンブース)」です。本コラムでは、簡易クリーンルームの基礎知識や導入メリットについて解説します。
簡易クリーンルーム(クリーンブース)とは?

クリーンルームは、部屋全体を密閉して高度な清浄化や温湿度管理を行いますが、簡易クリーンルーム(クリーンブース)は、工程の一部を局所的に囲って清浄度を保つ設備です。主にアルミフレームを骨組みとし、周囲を帯電防止ビニールカーテンやパネルで囲い、天井部にFFU(ファンフィルターユニット)を設置してきれいな空気を送り込む構造が一般的です。
このFFUによってブース内部に清浄空気を継続的に供給することで、内部の気圧を外部より高く保つ「陽圧」状態を作り出します。陽圧にすることで、開口部や隙間から外部の汚染空気が流入するのを防ぎ、粉塵・異物の侵入を効果的に遮断できます。これが、簡易クリーンルームにおけるクリーン環境維持の基本的な仕組みです。
簡易クリーンルーム(クリーンブース)導入の3つのメリット
1. 大幅なコストダウン
部屋全体を大掛かりに改修するクリーンルームに比べ、初期費用を大幅に抑えることができます。同規模で比較した場合、初期費用が5分の1から10分の1程度で済むケースもあります。
2. 短納期と柔軟なレイアウト
組み立て式の構造であるため、数日程度の短い工期で設置が可能です。既存の製造ラインや大型機械の形状に合わせて、サイズや形をオーダーメイドで柔軟に設計できます。また、将来的なレイアウト変更や移設にも対応しやすい点も魅力です。
3. 必要な場所だけを「局所クリーン化」
「この検査工程だけ」「特定の加工機周辺だけ」といったピンポイントでのクリーン化に最適です。不要なエリアまで空調やフィルターを稼働させる必要がないため、電気代などのランニングコスト削減にもつながります。
簡易クリーンルーム(クリーンブース)導入前に知っておくべき注意点
このように便利な、簡易クリーンルームですが、以下の点には注意が必要です。
暑さ対策(温度管理)
一般的な簡易クリーンルーム(クリーンブース)には空調機能がついていません。内部に熱源がなくても、作業者が防塵服を着て作業するだけで体感温度は上昇しやすくなります。そのため、工場内の既存空調を利用した温度制御や、スポット空調の導入などの導入が必要です。
消防法への適合
天井をパネルやシートで完全に塞ぐ構造の場合、消防法上「新たな部屋」とみなされることがあります。火災報知器やスプリンクラーの移設・増設、所轄消防署への申請が必要になるケースがあるため、事前の確認が不可欠です。
簡易クリーンルーム(クリーンブース)は望月工業所にお任せください
簡易クリーンルームを効果的に運用するには、単なる「囲い」の設置だけでなく、工場全体の空調バランスや作業動線、法規制を含めた総合的な設計が求められます。
望月工業所は、配管・空調工事のプロフェッショナルとして、クリーンルームやHACCP対応工場など、シビアな環境での施工実績を豊富に持っています。ブース本体の設計・設置はもちろん、内部を快適に保つための空調連携や、それに伴う電気・配管工事まで自社で一貫対応いたします。
「予算内で効率的にクリーン化したい」「どこから手をつければいいか分からない」とお困りの方は、現場調査から対応いたしますので、ぜひお気軽に望月工業所へご相談ください。
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